ダイフクホームは「オンリーワン」の住宅会社を目指し、夢をかなえる家づくりを応援します。

家を長持ちさせる工夫

住み始めたときには新しい家も、年月を重ねるごとに徐々に劣化していくことは避けられません。
もし何の対策も施していなければ、家の骨組みである構造躯体や基礎部分が湿気やシロアリ、地盤などの影響により数年で美しさを失ったり、変形したり、強さを失ったりするかもしれません。対策を施すことにより、通常想定される自然条件及び維持管理条件のもとで大規模な改修工事を必要とするまでの期間を三世代(おおむね75~90年)まで伸長できるとされています。
ダイフクホームでは、少しでも長く快適にお住まいいただくために、建物のあらゆる箇所において、劣化を軽減させる対策を施しています。

長持ちする家を建てるには、土地の地盤調査を行うことが大切です。もし地盤の状況を知らないで建てれば、頑丈な構造の建物でも建物の重さで地盤が不均等に沈んでいき、やがて傾いてしまうリスクがあります。それを防ぐためには、家を建てる土地の地盤を調査し、地盤の状況により補強工事をする必要があります。ダイフクホームでは外部機関に委託して全棟地盤調査を実施しています。そして解析専門会社が調査データを総合的に解析し、建物と地盤にとって最適な基礎仕様を判定します。この解析と判定を地盤調査する会社とは別の会社が行うことにより、安全性を確保した適切な判定ができるようにしています。その判定結果に基づいて基礎工事や地盤改良工事を施します。地盤改良の工法は柱状改良や表層改良などいろいろありますが、地盤の強度だけではなく、建物の重さや周辺の環境等を考慮して選択します。

基礎は土台より上部の木造部分を支える上で重要な部分です。ダイフクホームではベタ基礎を採用しています。ベタ基礎は建物直下すべての部分をコンクリートで覆うため、地面と基礎の接地面積を広くし、地盤に対して建物の荷重を分散して構造を安定させます。また、土壌に薬剤による防蟻処理を施した上に全体をコンクリートで覆うため、地中からのシロアリの侵入を防ぎます。

コンクリートの下には防湿シートを敷き込むことによって地中からの湿気をシャットアウトし、さらに基礎の立ち上がり部分を地盤面から一定以上の高さにすることで基礎内部の空気の量を増やし、通気性が良い床下の環境を整えることが可能となります。床下の換気は基礎と土台の間にキソパッキンを敷き込み、基礎内を全体的に風が通るキソパッキング工法を採用しています。基礎コンクリートと土台の木が接触しないので湿気も伝わりにくく、土台の腐蝕やシロアリの発生を抑え、家を長持ちさせることができるのです。

木造住宅の外壁内部は、室内と外の温度差による結露が発生しやすくなります。壁内に結露が頻繁に発生することで木材が腐って建物の耐久性を低下させたり、カビやダニの発生をひきおこして室内環境を不衛生な状態にしてしまう可能性があります。そこでダイフクホームでは、湿気は通しても水は通さない透湿防水シートで建物の構造躯体を覆い、透湿防水シートと外壁材の間に通気層をつくることによって、壁内の湿気を透湿防水シートから通気層を通して外部に放出させる外壁通気工法を採用し、建物の耐久性を高めています。